経歴に嘘をついちゃった男性の切ない運命とは

女性についつい嘘をついちゃった男性。その女性と一生会わないってことなら気にしないのですが、奥さんになる人だったため、彼は悩みました。お酒の席でした。彼は酔いに任せて言っちゃったんですね。「俺、東大出てるからね」「すげー!」「すごーい!」彼はメガネでちょっと真面目な印象もあったため「冗談」だと思われなかったのです。「東大といっても、東京大工専門学校だけどね?」なんていうボケを言うタイミングはありませんでした。話はいろいろ流れ流れて、彼もそんな嘘をついたことさえ忘れていました。しかし、女性というのは高学歴な男性が大好物です。後日、ある女性からデートに誘われたのです。飲み会後に女性から誘われることなんて経験してこなかった彼は有頂天。ようやく自分にも「モテ期」が到来したのだと、スキップさえしたい気分でした。しかし、彼女とのデートの途中で彼を暗い気持ちにさせる一言が待っていました。「やっぱり東大に入るのって大変だったの?」ドーンっと、彼のそばで雪崩が起こったような幻聴が聞こえました。「まぁ、塾を二つも行ってたよね」そして、ついそう言ってしまいました。「え、学校入れたら三つじゃない!」とっさの一言ながら場を盛り上げてしまいました。彼はもうしょうがない! と思いました。「この子とキスするまでは東大出身になろう! せっかく神様がくれたこのチャンスを今失いたくない!」そして、その日のうちにキスまで成功してしまったのです。彼の欲求はわがままを言いました。「こんなにスムーズならエッチまでいっちゃえ! それまで東大出だ!」そして、その欲求はどんどんエスカレートして結婚まで突き進んでしまったのです。「墓場まで東大出だ!」とはさすがにできない彼。とうとう彼女に告白しました。彼女とはそのまま音信不通に。しかし、三日後に彼女から許しのメールがきたのでした。「うちの両親が死ぬまでは東大出ってことにしておいて」彼に新たなプレッシャーが加わったのでした。

ページ一覧